Shirobeya memo

May 11 2011

其の一:収入を最初から天引きにする

まず収入の幾割かを何事も差置いても天引してその額を貯金することであります。たとえば50円の月収があれば、その内最初から10円とか15円とかを無いものとして差引いてしまうのであります。しかしてその率は最小限を一割として、それ以上を貯金する事であります。
其のニ:予定費用が節約された分を貯金する
この方法は実に面白い思いつきで、思わず知らず何の苦もなくできる貯金法であります。 この方法を約めて申せば、何々をしたつもりで成せなかった場合に、その成したつもりで その費用を貯金するものであります。
其の三:予期せぬ収入は全て貯金する
よく世間には予期していなかった収入があるものであります。 かかる全ての予期以外の収入は全て貯金してしまうのであります。
其の四:贅沢には課税する
贅沢という事は相対的なものでありますから、人により、時によりて変わってきますが、ここは大雑把にただ生活に直接不必要はものを全部贅沢と認めてこれに相当な贅沢税を課してその税金を貯金しようというのであります。
最後に、貯金で最も重要だと思う指摘を引用します。
埃(ほこり)と金は貯まるほど汚くなると申しますか、節約も度を越して吝嗇(ケチ)になるは慎まねばなりませんが、貯金というものは、一度出来れば貯金が貯金を連れ出して行くものであります。ゆえに最初の一歩を踏み出す事に心掛けなければなりません。
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